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研究大会のお知らせ

第20回研究大会(名古屋)のご案内

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 日程:2021年6月12日(土)~13日(日)

 WEB配信

テーマ:ケアマネジメントにおける近未来の課題と展望

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大会長 岡田 進一
大阪市立大学 大学院 教授
この度, 2021年6月12日(土)~13日(日),その後の約2週間にわたり,WEB配信(オンデマンド配信)で,一般社団法人日本ケアマネジメント学会第20回研究大会を「ケアマネジメントにおける近未来の課題と展望」というメインテーマで開催をさせて頂くことになりました.また,今回の研究大会は,第32回日本老年学会総会(会長:井口昭久 名古屋大学名誉教授・愛知淑徳大学教授)との合同大会となっております.なお,合同大会は、2021年6月11日(金)~13日(日)で,その後の約2週間,WEB配信による公開が予定されています.そして,日本老年学会合同大会における企画配信および日本老年学会に参加している他の学会による配信については,日本ケアマネジメント学会の研究大会参加者は,すべて視聴が可能となります.  国連の定義では,高齢化率が7%以上で高齢化社会,14%以上で高齢社会,21%以上で超高齢社会とされています.ご存知の通り,日本は,現在,65歳以上の高齢者が約3,588万人となり,高齢化率が約28.4%で,超高齢社会の国となっています.超高齢社会では,高齢者人口の増加だけでなく,少子化による生産年齢人口の減少(ケアの担い手の減少など),認知症患者や慢性疾患患者の増加,一人暮らし高齢者世帯の急増,全人口の減少等,さまざまな社会的な課題が存在します. 超高齢社会であるわが国においては,地域包括ケアシステムの構築が社会的・政策的課題となり,地域で展開されるケアマネジメントが,ますます重視される状況にあると私は考えています.そこで,今回の研究大会は,本学会が創立20周年という節目を迎えるにあたって,これまでのケアマネジメント実践を振り返るとともに,ケアマネジメント実践の現時点での課題や今後のあり方について,さまざまな観点から議論を行う場とさせて頂きたいと考えました.そして,そのことを踏まえて,さまざまな企画をさせて頂きました.また,学会創立20周年特別企画として,白澤理事長に「ケアマネジメントの現状と今後の課題‐学会20周年を迎えて‐」と題する記念講演をお願いしております.  現在,コロナ禍の大変な状況下で,多くの皆様が実践現場等で高齢者や障がい者の支援を行っておられます.そのことに対しましては,心より敬意と感謝を申し上げたいと存じます.  本研究大会は、WEB配信による開催ではございますが,多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます.

過去の大会

第19回研究大会(京都)

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大会長 福富 昌城
花園大学 社会福祉学部 社会福祉学科 教授

「日本ケアマネジメント学会 第19回研究大会 in 京都」ご報告

第19回日本ケアマネジメント学会研究大会は、2020年9月12日(土)、13日(日)に京都(於;花園大学)での開催を予定していました。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、参加型の研究大会は行わず、申し込んでいただいた口頭発表について、書面開催という形を取ることになりました。 当初予定のプログラムとしては地域共生社会の構築とケアマネジメント、ヤングケアラー、外国籍の利用者の支援、障害者の65歳問題、認知症高齢者の就労、在宅ターミナルの実践、口演発表/ポスター発表等を用意しておりましたが、全国の会員の皆さんに京都にお越しいただき、顔を合わせてのさまざまな学びや意見交換ができなかったことを大変残念に思います。 口頭発表については、提出された抄録についてプログラム委員による査読を行い、その上で発表原稿の作成、提出をいただき、再度プログラム委員の査読の上、57名の発表を発表論文集に掲載いたしました。抄録を拝見すると、支援困難事例、8050問題、老障介護、ダブルケア、薬物依存、HIV/ADIS、家族支援、障害者の65歳問題、チームアプローチ、ACP、スーパービジョン、事例検討会、AI、コミュニティマネジメント、ケアプラン自己作成、終末期・看取り、産業ケアマネジャー、意思決定支援、2人体制での初回訪問等々、さまざまなテーマや論点を持った発表がありました。 本来であれば、こうした発表に対して大会参加の皆様との質疑応答により、さらに研究内容を深め、ケアマネジメント研究や実践に寄与することができたと考えると、書面発表のみになったことは残念ではあります。しかし、通常では口演発表の会場のみで共有される発表内容を、こうして文字にすることができたことはまた別の収穫だと感じています。 次年度は、日本ケアマネジメント学会発足20年を記念する第20回研究大会になります。なお、現時点でWEB配信による開催方法となることが決定しておりますが、多くの会員の皆様の参加を頂き、意義深い学びと意見交換がなされることを期待しています。 最後になりましたが、大会運営に協力いただきました認定ケアマネジャーのみなさま、京都府介護支援専門員会と京都社会福祉士会のみなさま、後援をいただいた各種団体に感謝申し上げます。

第18回研究大会(仙台)

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大会長 関田 康慶
東北福祉大学特任教授・東北大学名誉教授
第18回日本ケアマネジメント学会が18年目で初めて東北仙台で令和元年6月6日(木)~9日(日)の4日間開催され無事終了いたしました。関係者の皆様に感謝申し上げます。今回は2年に1度の第31回日本老年学会総会(7学会:日本老年医学会・日本老年社会科学会・日本基礎老化学会・日本老年歯科医学会・日本老年精神医学会・日本ケアマネジメント学会・日本老年看護学会)と合同で開催され、多くの合同シンポジウム、合同ポスターが企画されました。 第18回日本ケアマネジメント学会は、東北の復興支援を背景に、メインテーマを「ケアマネジメントの課題とソリューション~ケアマネジメントの質向上・多職種協働・共生を目指して~」としてプログラムを企画しました。ケアマネジメントは様々な課題を抱えており、どのように解決してゆくかというチャレンジの機会になったと思っています。プログラムは、著名な先生方の特別講演6つ、シンポジウム5つ(市民公開シンポジウムを含む)、ワークショップ6つ、実践報告セッション3つ、特別企画を用意し、多様な視点からケアマネジメントを議論できたと感じています。 シンポジウムとワークショップは東北6県介護支援専門員協会との共同企画での挑戦でした。また韓国のケアマネジメント学会との共催で、日韓国際ケアマネジメントフォーラムが市民公開で開催されました。一般口演、ポスターは117演題が集まり、活発な議論が行われました。結果的に大変複雑なプログラムになり、日本老年学会総会との関連で会場確保が難しく、学会会場が分散して毎日変わる等大変ご迷惑をおかけした点も多々あったと思いますが何卒ご容赦ください。 学会参加者は、学会会員、非会員、招待者、で1033名、一般市民参加者数約150名と、学会運営スタッフも入れると1200名を超える学会となりました。参加者については、学会開催期間が介護報酬請求週と重なったこともあり、学会会員の参加者は516名でした。 学会初日6日(木)午後は東北福祉大学仙台駅東口キャンパスで市民公開の「日韓国際ケアマネジメントフォーラム~コミュニティーケア・地域包括ケア」が開催されました。服部万里子理事座長、白澤政和理事長による「地域包括ケアシステムのケアマネジメント」と韓国ケアマネジメント学会チョン・チョンファ学会長の基調講演「コミュニティーケアのケアマネジメント」があり、その後のパネルディスカッション「コミュニティーケア・地域包括ケアシステムのケアマネジメント」は日本側3名(福富昌城副理事長(座長兼担)、白木裕子副理事長、服部万里子理事)、韓国側3名がパネリストとなり日韓での議論を深めることができました。参加者は約100名で、一般市民63名が参加しました。 6日は仙台国際センターで老年学会総会の開会式があり、学会合同のシンポジウム「認知症の人と家族への支援」(服部万里子理事、シンポジスト)、「大規模地震災害への対応」(関田康慶大会長、座長・シンポジスト)、「栄養・食べる力」(利波也子氏)、「高齢者の住まいと生活支援」(大会事務局長の柿沼倫弘氏)、「高齢者支援における多職種連携」(高砂裕子理事、シンポジスト)が開催されました。また7学会合同のポスターセッションでは、学会から竹内孝仁理事・座長兼審査員、柴山志穂美座長で、ケアマネジメント学会からの推薦3演題が報告され、全体では21演題の報告・評価が行われました。 7日(金)は9時から仙台国際センターでケアマネジメント学会の開会式があり、2会場(500名定員、400名定員)で、多くの特別講演、シンポジウム、ワークショップが開催されました。またポスターセッションが10時から16時半まで14演題が報告されました。社員総会も昼時間に開催されました。 白澤政和理事長特別講演「今後のケアマネジメントを展望する」、関田康慶大会長講演「ケアマネジメントの評価の視点と質向上に向けて」、2つの特別講演、「認知症の治療と包括的介入の臨床神経学的根拠」(目黒謙一、東北大教授)、「地域包括ケアと地方創生のまちづくり」(唐澤剛、前内閣府統括官・現慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授)、シンポジウム「地域包括ケアシステム構築におけるケアマネジメントの役割」、シンポジウム「ケアマネジメントの質評価」、市民公開シンポジウム(共催:公益財団法人、在宅医療助成、勇美記念財団)、「認知症の在宅医療介護の課題と対応~基調講演「認知症治療の最前線~現状と今後」、遠藤英俊理事」が開催されました。 ワークショップは、「ケアマネジャーの人材育成」、「ケアマネジメントにおける多職種連携」、「ケアマネジメントとICTの活用」、「ケアマネジメントにおける在宅医療・介護・リハビリテーション(共催:公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団)、「医師との連携・課題と対応」、「ケアプランのAI支援の在り方」が開催され、基調講演者や指定討論者、参加者間で活発な討論が行われました。また2つのランチョンセミナー「高齢者の認知機能低下と運転能力」(目黒謙一、東北大教授))、「自分事で考える認知症診断後支援」(石原哲郎、みはるの杜診療所長)」)が行われ関心のある内容を聞くことができました。 合同シンポジウムでは、「それぞれの地域包括ケアから見出す実践の知見共通の理念」(田中滋理事、座長・シンポジスト)、「医療介護のアウトカム評価」(竹内孝仁理事、座長・シンポジスト)、が開催されました。 夕方からは仙台ガーデンパレスで懇親会が行われ200名を超える参加者がありました。アトラクションとして、東北復興のシンボルである福島いわき市のスパリゾートハワイアンズのフラガールの華やかなショウがあり、東北福祉大学のアカペラグループによる美しい歌声が会場を魅了しました。 6月8日(土)は学会場を仙台国際センター隣りの東北大学川内南キャンパスに移して、一般口演100題の報告がありました。セッションは、多職種連携、地域包括ケアと地域医療、ターミナルケア、韓国特別セッション、調査研究、教育研修・スーパービジョン、支援困難事例・地域ケア会議、地域共生、ケアマネジャー・ケアマネジメントの質、認知症ケアマネジメント、地域包括支援センター等が7会場で開催され活発な議論が行われ、優秀賞候補が選ばれました。 3つの特別講演は、前沢政次理事の「地域医療とケアマネジメント」、厚労省尾崎守課長の「ケアマネジメントを巡る今後の課題」、吉田浩東北大教授の「玩具を用いた高齢者ケア」、で、いずれも関心のある有意義な内容に充実した時間を過ごせたと思います。2つのシンポジウム、「災害時のケアマネジメント」、「ケアマネジメントと共生」、特別企画「多職種連携の課題と対応」、実践報告「地域ケア会議、終末期ケア、認知症」(ファシリテーター福富昌城副理事長)が行われ活発な議論が行われました。 ランチョンセミナーは、「高齢者の筋力低下やフレイルを予防する牛乳・乳製品の利用」(斎藤忠雄、東北大学名誉教授)等充実したセミナーが6つ開催されました。 夕方には閉会式で一般口演・ポスターの優秀者表彰式があり、14名(韓国2名)が多くの参加者の前で表彰されました。 9日は川内キャンパスで認定ケアマネジャーの会総会・全体研修会が開催されました 学会準備・運営は、東北福祉大学、東北大学、東北6県介護支援専門員協会の共催・支援、プログラム委員会、広報委員会、実行委員会、学会運営事務局、事前登録・学会業務運営事務局、理事会・学会事務局等が中心となり多くの方のご支援を得て学会を運営・終了できました。深く感謝申し上げます。また多くの企業、医療・福祉法人、財団、協会等のご支援で学会財政不足を乗り切ることができました。厚く御礼申し上げます。

第17回研究大会(北海道)

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大会長 奥田 龍人
北海道ケアマネジメントサポートリンク
第17回日本ケアマネジメント学会研究大会は、平成30年5月19日(土)と20日(日)の2日間、札幌市の北星学園大学を会場に開催され、約900名の方が参加しました。テーマを「北の大地から、地域まるごとケアマネジメントへの挑戦」とし、多くの講演、シンポジウムを行いました。また一般口演、ポスターセッションは93演題に及び、ケアマネジメント実践を深めることができました。 19日は開会式のあと、大会長講演を奥田龍人が務め、大会テーマの目指すべきところを話しました。その後、厚労省老健局の込山振興課長が「制度改正・報酬改定が目指すこれからの地域包括ケア」と題して基調講演1を行いました。込山課長の講演は、制度の背景の少子高齢化、社会保障のあり方など丁寧な説明があり、まったなしの地域包括ケア体制づくりを改めて認識するものとなりました。午後からは市民公開講座(勇美記念財団との共催)が2本あり、一つは前沢政次先生(ひまわりクリニック京極所長)による「地域まるごとケア~あるがまま、ないがまま」と題して、利用者に寄り添うケアの意義などを講演していただきました。もう一つは、「地域まるごとケア~「わがまち」を育てる~」と題して、北海道の実践者、研究者などによる鼎談を行い、人口減社会の中で魅力的な「わがまち」の育て方を討論しました。 シンポジウム「制度改正・報酬改定で「生活」はどう変わるか」では、診療報酬、介護報酬、総合支援法の改定、居宅介護支援の改正などをそれぞれの立場から発言いただき、討議しました。門屋充郎氏(十勝障がい者総合相談支援センター長)は、「これからのケアマネはもっと障害者の現状や制度を理解するようにしてほしい」と訴えていました。 特別講演では、長野オリンピックスピードスケートの金メダリスト清水宏保氏を迎え、「挑戦し続ける心の持ち方」と題して、介護事業も運営する清水氏のアスリートからみた介護予防の視点など、大変有意義かつ元気になるお話をいただきました。 懇親会は北星学園大学の学生食堂にて行い、約200名の参加者が北海道の美味しい料理と全国の仲間との歓談を楽しみました。全国のケアマネチームの出し物もあり、盛り上がりました。 20日は、実践報告1「介護予防への取り組み、ここから、これから」があり、北海道の市町村の取り組みの好事例を学びました。教育シンポジウムでは「専門領域におけるケアマネジメントの現状と課題」をテーマに障害、生活困窮、刑務所出所者支援、スクールソーシャルワークなどの多彩な分野のケアマネジメント実践の報告がありました。基調講演2は、今回のテーマに沿って「地域共生社会の実現に向けて」と題して、厚労省社会・援護局の吉田地域福祉課長補佐が「我が事丸ごと」の地域社会づくりを提言しました。シンポジウム「地域まるごとケアマネジメントへの挑戦」では、北海道の各地で地域づくりを実践している方々の熱い討論がありました。実践報告2「暮らしの場における看取り、ここから、これから」では、看取りの実践報告と家族の立場からの想いなどが話し合われました。 ランチョンセミナーも8本行い、それぞれ好評でした。特に、北海道の障害者運動をけん引してこられたいちご会の小山内美智子さんのセミナーは多くの学びを得られたことと思います。 今年度も、優秀演題を表彰することとし、各セッションから1名の表彰者が選出され、閉会式の前に14名の方を表彰しました。 この大会は、一年以上前から北海道の学会員、関係団体、介護支援専門員協会等で構成された17人の実行委員会を中心に準備してきました。また、査読は学識経験者と認定ケアマネジャーで構成された委員会で、綿密に実施できたことと思います。当日協力スタッフとしては、札幌市介護支援専門員連絡協議会の方々と道内の認定ケアマネジャーの方々を中心に80人もの方が参加してくれました。また、交通案内や資料の袋詰め、トートバッグや記念品、当日のカフェ運営など、札幌の就労支援事業所12カ所のご協力をいただきました。 大会運営にあたり、ご迷惑をおかけすることも多くあったかと思いますが、ご容赦いただきますようお願い申し上げます。 ご参加いただきました皆様、協賛、広告掲載やランションにご協力くださいました企業・法人等の皆様、そして大会を支えていただいた実行委員並びにボランティアの方々に感謝申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。

第16回研究大会(名古屋)

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大会長 遠藤 英俊
国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター長
第16回日本ケアマネジメント学会は平成29年6月14日より16日に名古屋国際会議場で「ケアマネジメント新時代」のテーマで開催され、1,047人もの方が参加されました。 今回は、2年に1回の老年7学会老年7学会(日本老年医学会・日本老年歯科医学会・日本老年社会科学会・日本基礎医学会・日本老年精神医学会・日本老年看護学会・日本ケアマネジメント学会)合同で開催され、合同シンポジウム、合同ポスター発表が各学会3本、計21本発表され、学際的な研究大会となりました。 14日の初日に、老年学会合同ポスター発表及び審査・表彰式とケアマネジメント学会主催の合同プログラム「生活を支える医療と介護を目指す多職種連携」のテーマで日本老年医学会、老年看護学会、老年歯科学会、ケアマネジメント学会から演者が選出され、それぞれの専門職が利用者の生活を支えるためには、相互理解と相互支援が必要なこと、利用者本人とその協力者、専門職のつながりが重要であり、医療連携と地域連携がスムーズに行わなければならないこと、そういう意味でもケアマネジャーがチームアプローチをすすめる役割が重要であることを確認しました。 15日は、開会式があり、座長が白澤理事長、大会長講演を遠藤英俊が実施しました。教育講演は、千葉大学予防医学センター社会予防医学研究部門の近藤克則先生が「健康格差とケアマネジメント」のテーマで、生物・心理・社会的など多面的に対象者を捉える重要性とライフコースの影響の大きさ、特に15歳時の生活程度が低かった人たちでうつ発症が3割多いことや身近な家族や友人などによるサポートが重要であることをわかりやすいデータをもとに講演していただきました。シンポジウムでは、「これからのケアマネジャー」のテーマで日本介護支援専門員協会鷲見よしみ会長、ケアマネジメント学会の服部万里子副理事長、認定ケアマネジャーの会神谷良子会長にご登壇いただきました。ワークショップでは、「災害時のケアマネジメント」と「認知症ケアマネジメント」を開催しました。 懇親会は、サイプレスガーデンホテルで開催し、これも盛況で多くの方に名古屋飯をはじめ美味しい料理と弦楽四重奏や演者の方々も参加され、ご歓談を楽しんでいただきました。 16日は、厚労省老健局振興課課長三浦明氏に「介護支援専門員新時代」のテーマで、これからのケアマネジャーに必要な最新動向に基づいた講演をいただき、元日本福祉大学学長の二木先生の「地域包括ケアシステムの深化・拡大と介護保険法等改正」のテーマで教育講演をしていただき、介護保険制度等改正については高齢者の尊厳の保持を欠いた「自立支援等施策」偏重の危険や自己負担3割負担化が社会保障の理念に反すること、ケアマネジャーは利用者や社会の信頼を失わないように考え行動していくことの重要性も指摘いただきました。シンポジウムは、「障害と高齢のケアマネジメントの連携」のテーマで障害ケアマネジメントの立場からと、介護保険のケアマネジャーの立場から蒲郡市障がい者支援センター鈴木康仁センター長と株式会社フジケアの白木裕子社長に演者となっていただきました。ワークショップでは、「ケアマネジャーのキャリアアップ」のテーマで実施しました。 研究発表でも、大変多くの方に申し込みいただきました。15日、16日に分けて、一般口演9セッションとポスター展示2セッション、合同ポスター推薦3演題を合わせると99演題の発表13人の座長の方と22人の認定ケアマネジャーの方の協力で実施することができ、大変感謝しております。今年度は、初めての演題表彰も実施し、各セッションから1名の表彰者が選出され、閉会式で表彰式を行うことができました。そして学術論文作成の推薦にもつながり、よりケアマネジメント学会として発展した内容となりました。 閉会式後の市民公開講座はケアマネジメント学会と勇美記念財団との共催で開催しました。テーマは「認知症徘徊による列車事故から学ぶこと」であり、愛知県大府市でおきた高齢者の徘徊列車事故の振り返りと課題について議論することができました。250名定員でしたが、聴講希望者が増加し、会場に入りきれないため1部屋増やし、スライドの中継を行い、追加で100名の参加を得ることができました。座長は長寿医療研究センターの遠藤英俊と、杏林大学の柴山志穂美理事が担当し、シンポジストは桜美林大学の鈴木隆雄先生、長崎大学特任教授堤修三先生、家族介護者の高井隆一さんにもお話しいただけました。 まずは鈴木先生から最新の認知症の徘徊研究の成果発表があり、新しい知識を得ることができ、特に行方不明になってからの早期の警察等への連絡をすべきてあることが報告されました。また堤先生から徘徊列車事故に伴う裁判の過程で、法律的な課題と、裁判の支援について報告があり、当事者家族の高井さんから裁判の過程においける家族の思いなどについて報告があり、認知症列車事故の今後の課題について議論されました。 一年以上前から愛知県の学会員、認定ケアマネジャー、介護支援専門員協会等で構成されたの18人の実行委員会を中心に準備し、論議を重ねてきました。当日協力スタッフとしては、1年前実施した愛知プレ大会に参加していただいたケアマネジャーを中心に85人もの方が参加しながら、日本福祉大学生のボランティアと受付け、誘導、資料配布、会場係などを役割分担し、スムーズに開催することができました。また、多くの企業さんのランチョンセミナーや広告への協力により研究大会の会計報告が黒字になりました。多くの会員の皆様の協力に感謝いたします。ありがとうございました。

第15回研究大会(北九州)

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大会長 白木 裕子
株式会社 フジケア副社長

本年6月に開催いたしました「日本ケアマネジメント学会第15回研究大会」には、北は北海道から南は沖縄まで全国各地から2日間で1,200人を越える専門職の皆様に北九州市を訪れていただき、メイン会場のみならず増設した中継会場も埋め尽くすほどの熱気溢れる大会となりました。 今大会では、大学等の研究職ではない一ケアマネジャーである私が、実務者として初めて大会長を務めさせていただきました。 私たちケアマネジャーが、こうした研究大会に参加する意義は、自分と同じ仕事をしている仲間と最新の知見を学び合い、刺激を受けることで自身のケアマネジメントの技術を向上させることにあると考えます。また、同じ職種だからこそ共有できる悩みや、それを解決できる術を知ることができるとともに、学会はケアマネジメントに関する人材の宝庫なので、色々な人と出会い、つながりを持つことができるのです。今回、まさにこのような人とのつながり、絆を実感した大会となりました。 ご指導いただきました日本ケアマネジメント学会の先生方をはじめ、講師の皆様、準備から当日の運営までご尽力いただきました関係の皆様に深く感謝申し上げますとともに、全国からご参加いただきました皆様に改めて厚く御礼申し上げます。 今大会の研究テーマは、「すべての人々の明るい未来を目指して」~ケアマネジメントを担う人々の専門性を探る アジアへの発信~と題し、ケアマネジャーの専門性を深めると同時にケアマネジメントの対象を介護保険制度の利用者にとどまらず、医療、障がいや生活困窮など、支援を必要とするすべての人々と幅広く捉えることとしました。 ケアマネジメントは高齢者のみならず、障がい者や生活困窮者など、介護以外にも多くの方が必要としています。しかしながら、支援を行う側は、介護は介護、障がいは障がいと、行政窓口の縦割りどおりになっていて、現場では支援者どうしの連携がうまく図れないなどもどかしい思いがありました。 大会では、日常生活を送る上で支援を必要とする全ての方々に対して、対人援助職は何を行っていかなければならないのか、そのシームレスな支援のあり方をワークショップやシンポジウム、研究発表などを通じて共に考えていくこととしました。研究発表に関しては、全国から100を超える演題や多くのポスターセッションが集まり、その多くが他職種との連携に関するものであり、これからの支援のあり方に大きな示唆を与えるものと考えています。 大会前日には、認定ケアマネジャーの全体研修会として、スーパービジョンの第一人者である奥川幸子先生にコメンテーターを務めていただき公開グループスーパービジョンを行いました。私はそこで、スーパーバイザーを務めたのですが、奥川先生との筋書きのない展開に久しぶりに本当に緊張した時間を過ごしたため、翌日の本番の開会式では逆にリラックスして臨めたほどでした。 初日の第1会場では、地域同行型研修の効果と対人援助職の育成に関する2つの教育講演と在宅医療の今後の方向性と多職種の連携に関する講演とシンポジウムを市民公開講座として開催しました。 また、別会場においては、障がい者、認知症高齢者、生活困窮者のそれぞれのケアマネジメントに関するワークショップの開催に引き続き、「シームレスな支援」をテーマに合同シンポジウムを行いました。 1日目のプログラム終了後に行った懇親会には約200名の参加があり、徳島の参加者による阿波踊りが飛び出すなど、和やかな笑顔の中で新たな出会いとつながりを深めることができました。 2日目の午前中は、多数の会場に分かれて、地域包括ケアシステムの構築や認知症ケア、多職種協働などのテーマで一般口演が実施されました。午後からは、第1会場において、2018年介護保険制度改正の動向やケアマネジメントの未来についての基調講演を行った後、介護保険の本格導入が予定されている台湾からケアマネジャーをお招きして、台湾のケアマネジメントの仕組みを解説してもらうほか、日本に続いて公的介護保険制度を導入した韓国からも講師をお招きし、3カ国・地域による合同シンポジウム開催をしました。 今回の開催地である北九州市は、アジアの玄関口に位置し、国際的にも大きな情報発信力を有しており、ケアマネジメントについて、国境を越えて研究し、その成果をアジアに向けて情報発信できたことは、ケアマネジメントの発展という観点から大きな意義があったと考えています。 また、今後、全国で地域ごとにそれぞれの地域課題を踏まえた地域包括ケアシステムが構築されていくこととなりますが、本学会で実施されましたいずれのプログラムも、これからさらに進展が見込まれる少子高齢社会において、より一層質の高いケアマネジメントを実現していくうえで大きな貢献につながるものと確信しています。



第14回研究大会(横浜)

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大会長 服部 万里子
公益財団法人 長寿社会文化協会理事長

第14回大会は27年6月12・13・14日に横浜のみなとみらいで「地域包括ケアにおけるケアマネジメントの価値と役割の再構築」のテーマで開催され、1169人が参加されました。今回は、老年7学会老年7学会(日本老年医学会・日本老年歯科医学会・日本老年社会科学会・日本基礎医学会・日本老年精神医学会・日本老年看護学会・日本ケアマネジメント学会)合同で開催され(合計参加者8684人)合同シンポジウムが10本、合同ポスター発表が各学会3本、計21本発表され学際的な研究大会でした。 一年以上前から東京・千葉・神奈川・埼玉の介護支援専門員協会の実行委員会を中心に準備し、論議してきました。当日は神奈川県介護支援専門員協会を中心に多くのボランティアによる受付け、誘導、資料配布などの協力により、スムーズに開催ができました。また、多くの企業さんのランチョンセミナーや広告への協力により研究大会の会計報告が黒字になりました。多くの会員の皆様の協力に感謝いたします。ありがとうございました。 詳しいご報告を以下に掲載いたしましたので、ご覧ください。

第14回研究大会ご報告





第13回研究大会(新潟)

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大会長 丸田 秋男
新潟医療福祉大学副学長・社会福祉学部長

第13回日本ケアマネジメント学会研究大会(2014年7月19~20日/新潟)の開催に当たりましては、多大なるご支援をいただき厚くお礼申し上げます。 「2014年、すべての人たちのためのケアマネジメント~ソーシャルワークの視点で考える~」というテーマの下で、約900名のご参加をいただき、90題の演題発表等を通して有意義な大会を開催することができました。 また、大橋謙策先生の記念講演では、人間(ひと)と現代社会に対する深い学識と洞察に基づき、日本が抱えるケアマネジメントの課題と、その解決に向けた具体的方略を示唆していただきました。市民公開講座における蓮池薫先生の講演は、会場からしわぶき一つ聞こえませんでした。まさに「覚悟をもって聴く」ことを体験する貴重な学びの機会になりました。 大会会場は、あえて新潟市ではなく、地場産業が生み出すエネルギーと息づかいを実感できる街(燕三条)にいたしました。ご来県いただいた皆様には、ご不便をおかけすることも多くあったかと思いますが、本大会を日本海側で初めて開催することができましたことに、あらためて心から感謝申し上げます。 ご参加いただきました皆様、広告掲載やランションにご協力くださいました企業等の皆様、そして大会を支えていただいた実行委員並びにボランティアの方々に感謝申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。



第12回研究大会(大阪)

〜平成25年6月5日6日ご参加いただいた多くの皆様、有難うございます。〜

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日本ケアマネジメント学会第12回研究大会
大会長 白澤政和
一般社団法人日本ケアマネジメント学会理事長
桜美林大学教授 

第12回日本ケアマネジメント学会研究大会(2013年6月5~6日/大阪)につきまして多大なるご支援をいただき、心よりお礼申し上げます。

会場が2つに分かれていたということでご不便をおかけし、多々不手際があったかと思いますが、どうかご容赦ください。

今回の大会には約800名の方にご参加いただき、また114題もの演題発表をいただき、たいへん有意義な大会を開催することができました。また、カンサス大学のゴスチャ先生の記念講演についても、多くの皆様から勉強になったというご意見を頂きました。

至らない点も多々あったかと存じますが、多くの方のご尽力により本大会を開催することができましたことを心より感謝申し上げます。今後とも当学会の活動にご高配賜りますようよろしくお願い申し上げます。

ご参加頂きました皆様、広告掲載やランチョンにご協力を頂きました皆様、大会実行委員会の皆様に感謝を申し上げ、今後の益々のご健勝とご活躍をご祈念申し上げお礼の言葉とさせていただきます。

第12回研究大会のようす

クリックで拡大します。

開会式

開会式

大会長講演

大会長講演

記念講演

記念講演

     

    

    

    

懇親会

懇親会

     

    

     

    

    

閉会式

閉会式

   

   

第11回研究大会(広島)

〜平成24年7月14日15日ご参加いただいた多くの皆様、有難うございます。〜

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日本ケアマネジメント学会第11回研究大会
大会長 落久保裕之
一般社団法人日本ケアマネジメント学会理事
広島市域居宅介護支援事業者協議会会長 

7月14日朝、目覚めると広島は激しい豪雨でした。急いでテレビのスイッチを入れ、ニュースを見ると九州地方では広島以上の記録的な豪雨となっており、河川の氾濫が相次ぎ、JRなどは軒並み運休していると繰り返し伝えていました。広島の仲間と長い時間をかけ準備してきた第11回研究大会はちゃんと開催できるだろうか?九州の皆さんは大丈夫だろうか?という不安がよぎりました。それでも大雨の中、広島国際会議場に入ると、すでに事務局始めチーム広島の仲間達が駆けつけ、開会の準備を始めてくれていました。そこで「大雨だからこそ、大変な中でも参加してよかったとみなさんが思える大会にしましょう」という気持ちをチームで確認し、参加者のご来場をお待ちしました。すると会場受付をオープンにした頃より、なんとあれだけ降っていた雨もあがり、一部には晴れ間も顔を見せているではありませんか。そして「2012年、ケアマジメントの未来に向かって、今を見つめる」というテーマで、日本ケアマネジメント学会第11回研究大会が開会となりました。

開会式には松井一實広島市長もご臨席いただき、大会初日は私の大会長講演の後、鎌田實先生による「頑張らないけどあきらめない」のご講演です。つらい記憶も未だ薄れない東日本大震災への支援の活動などもお話いただきました。この度の広島大会へは被災地のケアマネジャーさんも参加されており、鎌田實先生のご講演で大変勇気をいただけたのではないでしょうか。午後からは橋本泰子理事長による教育講演を始め、白澤政和副理事長、堀尾愼彌理事にコーディネートしていただいたシンポジウム2セッションを開催。その後、エーザイ株式会社との共催で「認知症を考える市民公開講座」を行いました。講師は私の小学校からの同級生で竹馬の友である風見しんごさんです。風見さんの講演はご両親の介護や大切な娘さんを交通事故で失った体験を通じ、家族の絆の大切さを訴える内容で、満席の広島国際会議場フェニックスホールのあちらこちらからすすり泣く声が聞こえ、心の振るえを会場全体で感じるすばらしい講演会となりました。不安の中、始まった大会第1日目ですが、夜には懇親会を無事開催でき、全国からお越しいただいた皆様と東京大会から1年ぶりの再会を喜び、広島伝統の神楽「やまたの大蛇」をご堪能いただきました。

大会2日目、15日は朝から快晴で暑く夏らしい一日となりました。午前中は研究大会の主役である一般講演、ポスター発表です。この度の広島大会では全国より114演題もの発表申し込みがあり、8つの分科会そしてポスターセッションで発表していただきました。どのセッションも多くの聴取者であふれ、議論活発で大変熱気ある研究発表となっています。午後は広島ご出身の厚生労働省 阿曽沼慎司事務次官が、公務ご多忙のところ駆けつけくださいました。ご挨拶とともに国として今後の高齢社会に対する考え方をお話しいただき、引き続き厚生労働省老健局老人保健課の宇都宮啓課長に「平成24年度の改正介護保険制度」について具体的な内容でご講演していただきました。大会フィナーレは竹内孝仁副理事長、田中滋理事に座長をお務めいただいた「日本の高齢化社会の未来」についてのシンポジウムです。ケアマネジメントの視点で、高齢者社会そして地域包括ケアシステムの今後について、シンポジストの先生方、そしてフロアからも活発な議論が展開されました。こうしてすべてのプログラムをなんとか無事終了することができ、閉会式となりましたが、多くの方が広島県外よりのお越しだったにも関わらず、閉会式が始まっても席を立たれず、苦楽を共に準備してきたチーム広島のメンバーを多くの皆様に紹介することができました。また来年白澤政和副理事長が大会長をお務めになられる大阪での第12回研究大会へエールをもって引き継ぎを行いました。

この度の第11回研究大会では参加者が1,160名であり、関係者を合わせると1,200名以上という大変多くの方にご参集いただきました。多くのご参加によりとても熱気あふれる充実した時間を共有することができたのではないかと思っております。これらすべて橋本泰子理事長を始めとする学会理事の先生方並びに本部事務局、実行委員となっていただいた中国地方の介護支援専門員協会の皆様方、シンポジウムなどご出講をご快諾していただいた先生方、一般講演などで座長を務めていただいた認定ケアマネジャーの皆様、そして大会を支えてくれたボランティアスタッフの皆様のおかげです。感謝の気持ちをお伝えしたい関係者はまだまだたくさんおられるのですが、この度の大会を通じ感じたのは一人では頑張れない事や無理と思われる事も、仲間が一緒であれば乗り越えられるというチームアプローチの力強さです。これからの日本の高齢者社会においても地域包括ケアそしてチームアプローチケアで明るい未来が開けるのではないかと期待できるようになりました。

今一度ではありますが、日本ケアマネジメント学会第11回研究大会にお関わりいただいたすべての皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。

第11回研究大会のようす

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開会式

開会式

大会長講演

大会長講演

記念講演

記念講演

ランチョンセミナー

ランチョンセミナー

教育講演

教育講演

シンポジウム

シンポジウム

市民公開講座

市民公開講座

懇親会「神楽1」

懇親会「神楽1」

懇親会「神楽2」

懇親会「神楽2」

一般口演

一般口演

ポスター発表1

ポスター発表1

ポスター発表2

ポスター発表2

閉会式

閉会式

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